2024/08/03 12:53

【点と点は繋がっている。私がアクセサリーづくりを始めた理由】

 


7月の販売会が終わり、ほっと一息。

毎日みなさまからいただく「アクセサリー届きました♡」報告に癒されているreinaです^^

 

次の販売会は8月末。(おそらく30日頃…)


それまで少しお時間がありますので、インスタとはまた違った形でみなさまにコンテンツを楽しんでいただければと思い、今ぽちぽちパソコンと向き合っております。

 

 

そんな今日は、

「私がアクセサリー作りを始めた理由」をお話させてください。

 


私は、大学卒業後

航空会社勤務 → 取材ライター → アクセサリー作家 と、

一見するとちぐはぐな道を歩んできました。

 


どこがどう繋がっているのかさっぱり。


大学卒業後の私に「アナタ今、アクセサリー作家しているよ」と教えてあげたら、

腰を抜かして驚いていると思います(笑)

 


まったく関係ないように見える、点と点。

実は最近、この「点と点は全部繋がっている」と強く感じるのです。

 


そんな点と点が繋がって線になった話は、この記事の結末で。


「なぜアクセサリーを作り始めたのか」

その経緯をありのままに書いていきたいと思います。

 

 

――― 航空会社を辞め、取材ライターとして全国を走り回った日々。




 

いきなりですが私は26歳のころ、独特の人間関係に耐えられず、メンタルブレイクして客室乗務員の仕事を辞めました(笑)



この辺のストーリーは、前回のブログ(https://flowliss.base.shop/blog/2024/05/12/205533)でお話させていただきましたので、頭のパンチとしてだけで、ここでは流させていただきます(笑)

 

 

航空会社を退職した後は、「人間関係に悩まない仕事がしたい」この一点だけを考え、

ほぼ一人で完結させることのできるライターという職業を選びました。

 

 

当然コネもツテもありません。

「もう数百円でもいいから仕事が欲しい!」

 


そんな動機で、お仕事マッチングサービスの「クラウドワークス」と「ランサーズ」に登録し、「1文字0.5円・日給3000円」みたいな超ブラックなライティング案件に取り組む日々(笑)


それまでパソコンもほとんど使ったことがなかったので、人差し指でポチポチしていました。

 

 

今思い返すと、格安すぎぃ…と感じるのですが、

当時の私は、組織という枠組みにとらわれず、自分のスキルで1円でもいただけることが本当に嬉しくって、

1文字0.5円だろうが搾取案件だろうが、無我夢中で執筆活動をしていました。

 

 

この時期は必死で案件をこなしていたので記憶が曖昧なのですが、1ヵ月、3か月、半年と量をこなすうちに、いつのまにかクオリティが上がり、1文字0.5円から1文字3円になっていて、


気付けば日給が12000円と「ちゃんと人間生活やれる」レベルに。

 

 


ちょうどこの頃でしょうか。

私の人生を変えたと言っても過言でないほどのご縁をいただけたのです。

 

 

 ーーー 突然降ってきたチャンス

 



ある日、仕事を終え、リビングでほっと一息していると、ピロンっと一通のメールが。

 


そこには

「社長相手にした取材(インタビュー)はできますか?」の文字。

 

 

えーーーーーーーー?



どこから私を見つけてくださったのか分かりませんが、とある出版社の編集長さんからのオファーでした。


社長相手に取材なんてしたことありませんし、そもそもインタビューもほとんど未経験。

 


ですがお馬鹿な私はこう思ったのです。

 

 

 

((((((((乗るしかない、このビッグウェーブに。)))))))

 

 

 

あとから後悔するなんて知る由もなく、

「はい!やらせてください!」の二つ返事で、依頼を承諾。


あれよあれよと取材日もきまり、1週間後には取材当日です。

 

 

さて、ここでみなさんにクイズ


Q.ほぼ未経験の取材、初案件はどんな相手だったでしょう~~~ちゃらららーん

 

 

 

正解:とある大企業の社長(日本売り上げ10大企業レベル)

 

 

これは決して自慢したいとかそういう意味ではなく。

((((((乗るしかない、このビッグウェーブに。))))))

なんて軽く考えた自分をぶっ叩きたかった。

 

 

当日どんな話をしたのか、緊張でほとんど覚えていません。

手汗が尋常じゃなかったことと、前夜寝れなかったことだけ覚えています。

 


ですが、それ以降3年間、ずっとその編集長さんからはお仕事をいただけていたので、おそらくですが失態はなかったのだと思います。多分…(オイ)

 


こんな衝撃的な取材デビュー()を皮切りに、

私の取材ライターとしての3年間がスタートしました。

 

 

――― 多種多様な経営者と対話する中で気づいた「幸せ」とは。

 


そんなこんなで会社を辞めてからの3.4年間は、個人事業の取材ライターとして活動を続け、


何百人もの経営者の方々を取材し、彼らのビジネスへの情熱、想い、人生観、仕事観に触れてきました。

 


「経営者」といってもジャンルは様々で、

街工房でネジを作っている職人さんから、クリエイター活動をされている方、飲食店やサロン経営者、上場企業の代表など、事業形態・規模感・従業員数など多種多様です。

 

 

あらゆる経営者の話を聞き、それを記事にする仕事は私にとって非常に刺激的で


「お金をいただきながら、こんな貴重な機会をいただいていいものなのだろうか」と思うほど、素晴らしい経験をさせていただいたと思っています。

 




そして何百人もの方々とお話するなかで、

私は "ある一つの本質" のようなものに気付づきました。

 


それは

 


「自身で会社を営み、かつ事業的な成功でだけではなく、幸せな人生を歩んでいる人は、

自分が良いと思ったモノやサービスを心から信じ、それを人々に提供している。


そして自身の事業を通して誰かを幸せにすることで、経営者自身も幸せになるという循環を生んでいる

 


ということです。

 

 

経営者と聞くと「お金にがめつそう」とか「嫌な奴そう」「ギラギラしてそう」と思う方もいらっしゃるかもしれません。


しかし、そういった人は一部。大多数の方々が、謙虚に、真剣に、ご自身のビジネスの可能性を信じ、誰かの役にたちたいと願っている人たちでした。

 


私は、そんな生き方をしている人を「シンプルに超カッコイイ」と思いました。


そして、とても単純ですが「自分もそんな生き方をしてみたい」と考えるようになったのです。

 

 

 

――― 唯一得意なこと「手作業」から始めたアクセサリー作家。




自分の得意なことで、人に喜んでもらえる生き方をしたい。

 


「でも、どうやって?」

 

 

私は、これまで何か一つのスキルを磨いてきたわけでも、専門学校に通っていたわけでもありません。



取材ライターの仕事も、私自身の得意を活かすというよりは「誰かの100あるストーリーを、人に伝わるよう10に組み直す仕事」だと思っています。

0から1を生み出すこととは少し違う。

 

 

私にできること、何だろう...。



考えに考えて絞り出した答えが

「私って手先器用だよね?あとモノづくりが好き」。

 


え???それだけ???

 


最初の最初は、本当にこれだけでした。

幼い頃から周囲の人に褒められ続けていたのは、唯一手先の器用さだけだったのです。

 

 

考えに考えて出てきた答えが「手先の器用さ」だけだったので、

これしかないなら、私の唯一の特技を生かして、誰かに喜んでいただけることをするんだ。


そう思って趣味ではじめたのがアクセサリー作家でした。

 

 

そこから自分なりにコンセプトや届けたい想いを試行錯誤しながら生み出し

「絵画を纏うアクセサリー」というコンセプトに行きつきましたが、

 

 

最初の最初は

「自分の得意を活かして、誰かに喜んでほしい」「カッコイイ生き方をしたい」

という、とてもシンプルな動機だったのです。

 


 


アクセサリーを通して、誰かに喜んでほしい。

小さな幸せを届けたい。

そして誰かに喜んでいただくことで、自分自身も幸せな人生を送る。

 



これは、1年前アクセサリー作りを始めたときに、

「絶対にブラさない軸」として定めたものです。

そして今も、この軸は変わらず活動の中心に置いています。

 


――― 点と点は繋がり、一つの線になる。

 



30年とまだまだ長くはありませんが、

自分の人生を振り返ってみて「すべての点と点は繋がり、線になる」「人生は伏線回収」だと、最近は感じています。

 


メンタルブレイクして客室乗務員の仕事は辞めてしまいましたが、たった4年間かもしれないけれど、あのとき接客業という形でたくさんの人と向き合ってきたからこそ、


お客様の求めるモノコトを察する力、ニーズを形にする力、「ご不満」「認識祖語」を可能な限り少なくする準備など、あらゆる感覚が身につき、

 


ライターとして伝える力を磨いてきたからこそ、こだわりや想いを、お客様に届くように伝えることができるようになりました。

 


そして、何百人もの経営者を取材し、何千という膨大な時間を費やして記事を執筆してきたからこそ、


どんなことが人から求めていただけるのか

逆にどんなことをしてしまうと会社も人もダメにしてしまうのか

仁徳を重んじた経営とは何か。

といったような全体図を見渡せるようになったのです。

 


――― モノだけでなく体験を届ける。

 

 

Flowliss.というアクセサリーブランドは、

これら私の人生経験や、価値観が詰まったものだという自負があります。

 


届けたいのは「モノ」そのものだけではなく「体験」もセット。



購入する前のワクワク感から、購入していただくときのドキドキ、届いた瞬間の喜び。

眺めて癒される瞬間、身に着けてお出かけするときのトキメキ。

そしてアフターフォローのある安心感。

 


こう書いてみると、アクセサリーも同じで「点と点が繋がり、線に」なっていますね。

モノで溢れている時代だからこそ、「ただのモノ」では終わらないアクセサリーづくりで、価値提供をしたいです。

 

 

とはいえ、まだまだアクセサリー作家としてはヒヨコな2年生。

これからもお客様のお声をたよりに、Flowliss.だからこそ感じていただける購入体験を磨いてまいりたいと思います。

 


長々と私のストーリーを話してしまいましたが、

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

 

 

いよいよ夏も本番。

あっつい日本の夏、身体に気を付けながら一緒に乗り切りましょう♡

また月末の販売会にて、皆さまにお会いできることを楽しみにしております。